科研費基盤A

本研究室では、
文部科学省基盤研究A
「超多端末モバイルを支える無線資源極限利用アーキテクチャの実証的基礎研究」(平成24年度~平成27年度)を推進している。本研究の推進にあたりご支援いただいていることを国民の皆様方に感謝申し上げる。


研究背景

 本研究課題では,申請者らが培った指向性無線電波通信の技術を土台に,高い通信端末密度の超多端末モバイル環境においても,時間,空間,周波数の無線資源に加えてエネルギーを効率的に使用して通信可能な無線アクセス制御技術,マルチホップ経路制御,フロー制御技術,情報配信技術を開発する.より具体的には,無線通信を,適応指向性通信,複数周波数帯併用,全二重通信,ネットワーク符号化,指向性単位スリープ等で高度化する技術とともに,画像・光無線によって状況を把握して無線通信を支援する画像・光・電波連携方式により高度化する技術を開発する.また,この技術を検証するための基礎テストベッドを構築し実証実験を行う.本研究では,電波と電波以外の無線通信メディアの併用による時間空間周波数資源の極限利用を10年程度先の最終目標とする.

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研究内容

  1. (1) 全二重通信,複数周波数帯域併用等による無線電波通信の高度化
  2. (2) 画像・可視光信号を用いた通信条件の把握を用いた制御(画像・光・電波連携プロトコル(ORCP: Opt-Radio Convergence Protocols)の設計と理論・シミュレーション評価
  3. (3) 応用面の検討

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研究メンバー(所属、職は、2012年開始当時)

渡辺 尚
静岡大学 創造科学技術大学院 教授
小花 貞夫
電気通信大学 情報理工学研究科 教授
萬代 雅希
上智大学 理工学部 准教授
石原 進
静岡大学 創造科学技術大学院 准教授
四方 博之
関西大学 システム理工学部 准教授

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研究の一部の紹介

  1. (1) 近年、ディジタル信号処理などの進展により、各種の新たな物理層技術が開発されている。指向性通信、重畳符号化、逐次干渉除去、無線全二重通信などが挙げられる。(図1)
    新たな物理層技術
    図1 新たな物理層技術
  2. (2) 指向性制御実験装置UNAGI/ESPAR1
     電波の指向性を動的に制御できるスマートアンテナを利用したアドホックネットワーク実験装置を構築した。図2に示すのは、ATR大平孝氏(現 豊橋技科大教授)を中心とするグループが開発したESPARアンテナを利用したものである。ESPARアンテナは、キャパシタンス制御のため電荷の移動が少なくスマートアンテナの中でも比較的応答性が高いアンテナである。
    指向性制御実験装置UNAGI/ESPAR
    図2 指向性制御実験装置UNAGI/ESPAR
  3. (3) 無線全二重通信を有効利用するメディアアクセス制御
     物理層では、図3、図4に示すように自分で出した信号を受信信号から削除する。また、図5には、アンテナキャンセルを用いた場合のキャンセル量の測定を行った結果を示す。この簡単な装置では、約12dBのキャンセルが達成できている。実際には、100dB以上のキャンセル量が必要であり、2013年Stanford大学が110dBを達成しているのが現時点での最高値となっている。
     しかし、全二重通信を物理層で実現できても、うまく交通整理をしないと効率が上がらない。本研究では、送信と受信をうまく組み合わせる全二重メディアアクセス制御や、全端末が全二重通信できる場合だけでなく一部の端末が半二重通信しかできない場合でも対応できる混在型メディアアクセス制御などを研究している(図6)。
     また,無線LAN環境におけるメディアアクセス制御プロトコルとして,全二重無線通信が適用される機会を向上させるために,アクセスポイント(AP)におけるコンテンションウィンドウ(CW)を動的に制御する手法を提案した.提案プロトコルでは,APの送信キューにしきい値を設け,待機フレーム数に応じて,大小二つのCWを適応的に用いる.待機フレーム数がしきい値よりも多い場合,小さなCWが適用することでAPの優先度を向上させる.
     さらに,MIMO全二重通信を無線LAN環境で用いるためのメディアアクセス制御プロトコルを提案した.提案MACプロトコルは,MIMO全二重通信の適用機会を増やすために1対多通信および多対1通信を許容することで無線LAN環境でのスループット性能の向上を目指すものである(図7).
    無線全二重通信
    図3 無線全二重通信
    全二重無線通信
    図4 全二重無線通信
    アンテナキャンセレーション
    図5 アンテナキャンセレーション
    全二重通信MAC
    図6 全二重通信MAC
    全二重MIMOのためのMACプロトコル
    図7 全二重MIMOのためのMACプロトコル
  4. (4) 逐次干渉除去と重畳符号化を有効利用するメディアアクセス制御
     通常、同時に受信した複数の信号は衝突となり、両方とも受信できない。これに対し、衝突した信号からそれぞれを取り出す技術の一つが、ここで言う逐次干渉除去である。これを用いると複数端末からの信号を同時に受信できる。図8に示すように、同時に複数の信号を重畳符号化によって送信する。遠方端末と近傍端末に対して、別々の情報を同時に送信する。近傍端末では、逐次干渉除去を用いている。これをさらに電力制御、データ量制御を加えて高度化したものが図9に示すTSPC-MACである。
     さらに,無線マルチホップネットワークのスループットを向上するために、物理層ネットワークコーディングや重畳符号化方式の研究に取り組んだ。物理層ネットワークコーディングは、ネットワーク符号化と干渉除去を融合しスループットを向上する技術として注目を集めている.本研究では物理層ネットワークコーディングを、より大規模なネットワークに適用し干渉信号を考慮した場合の特性について、確率論的幾何学を用いた理論解析評価を行った(図10)。また、重畳符号化方式については、USRP2の実験プラットフォームを用いた実装に取り組み、実用的な特性評価を行った。
    重畳符号化
    図8 重畳符号化
    TSPC-MAC
    図9 TSPC-MAC
    物理層ネットワークコーディングの大規模ネットワークへの適用
    図10 物理層ネットワークコーディングの大規模ネットワークへの適用
  5. (5) 電波に加えて光信号を活用する無線通信の効率化のためのプロトコル
     電波だけでなく光信号を活用して無線通信の効率化を実現するプロトコルを設計した。具体的にはカメラ映像から得た可視光情報を用いて個々の端末の位置を識別することで、位置検出のために通信に使用する電波通信帯域を消費することなく、端末位置を利用した電波通信の効率化(スマートアンテナのビーム方向、基地局の選択,キャリアセンス閾値の適応的選択)を実現する手法、ならびにその要素技術を設計した。
     まず,可視光点滅信号に基づく移動端末の位置検出手法を開発した.このシステムでは、カメラ映像の各フレームを二次元に分割し、ブロック毎に計算した代表値の変化の周波数に基づいて、端末のもつ光源点滅パターンを検出する。
     次に,高密度APが存在する無線LANにおける動的送信元アクセスポイントの変更とフレーム送信スケジューリングについて検討した.単一チャネル上で空間利用効率を向上させるために、端末と通信を行うAPを宛先毎に動的に変更し、下り方向のフレームをスケジュールする手法を設計し,ネットワークが飽和した環境でスループットを約20%向上できることを確認した(図11)。
     さらに,端末位置に応じてAPが用いるキャリアセンス閾値を変更することで、無線LANのスループットを向上する手法を開発し、特に端末位置がAPに近い場合に既存手法に対し、80%以上のスループット向上が得られることを確認した(図12)。
    802.11無線LANにおける高密度AP動的変更とフレーム送信スケジューリング
    図11 802.11無線LANにおける高密度AP動的変更とフレーム送信スケジューリング
    端末位置に基づくI802.11無線LANAPキャリアセンス閾値制御
    図12 端末位置に基づくI802.11無線LANAPキャリアセンス閾値制御
  6. (6) 電力伝送センサネットワークにおけるデータ中継手法
     無線電力伝送を用いたセンタネットワークのための、スループット向上協調中継方式の研究に取り組んだ。電力伝送を行うシンクに対する距離により、各ノードの獲得電力量に大きな差が生じる点に着目し、余剰エネルギーを有するノードを中継ノードとして活用することで、シンクから離れたノードの通信特性を改善し、電力伝送コストを抑制する方式の検討を行った。本検討により、電力伝送とデータ通信の間に存在する相互作用を明らかにすることを目指している(図13)。
    電力伝送センサネットワークにおける余剰エネルギー活用協調中継
    図13 電力伝送センサネットワークにおける余剰エネルギー活用協調中継
  7. (7) ITS(高度道路交通システム)応用に関する検討
     狭域交通情報共有のための車車間通信における車両位置情報に基づく中継転送方式を提案した.提案方式では,700MHz帯車車間通信により共有される位置情報から送信車両との距離の明確な順序付けを行い,遠い車両を待ち時間の少ないSlotに割当てることにより,メディアアクセス制御層のコンテンション機構に基づいて効率的に中継車両を選択する.シミュレーション評価により提案方式が既存方式と比べて,交通情報の拡散率を33%向上させ,また遅延時間を55%低減できることを確認した(図14).
     また,歩車間通信における歩行者端末のコンテクストに基づく送信優先度制御方式を提案した.歩行者事故低減のための歩車間通信において, 危険度の高い人が優先的に通信を行えるようにするコンテクストに基づく送信優先度制御方式を提案した.具体的には, 1) 歩行者事故の多い交差点と単路での事故モデルの定義,2)その上でコンテクストを使った歩行者の危険度の判定方法, ならびに3) 通信の送信優先度制御方式を提案した(図15).
    交通情報共有のための効率的な中継転送方式
    図14 交通情報共有のための効率的な中継転送方式
    歩車間通信における送信優先度制御方式
    図15 歩車間通信における送信優先度制御方式

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主な発表論文等

2012年度

  1. [1] Ziyuan Pan, Masaki Bandai, Takashi Watanabe: "A USER DEPENDENT SCHEME FOR MULTI-VIEW VIDEO LIVE STREAMING" International Journal of Computational Information Systems Vol. 9, No. 4. - (2013), 査読有
  2. [2] Wuyungerile Li, Shunsuke Saruwatari, Masaki Bandai, Takashi Watanabe: "Discussions on Tradeoffs of Data Aggregation in Wireless Sensor Networks" International Journal of Computer Systems Science & Engineering -. - (2013), 査読有
  3. [3] Ziyuan Pan, Masaki Bandai, Takashi Watanabe: "Layered User Dependent Multi-view Video Streaming" 2012 Picture Coding Symposium. (20120507-20120509). International Cultural Centre (Krakow, Poland)
  4. [4] Takuya Fujihashi, Ziyuan Pan, Takashi Watanabe: "A Discussion on Multi-view Streaming in Wireless Networks" The Sixth International Conference on Mobile Computing and Ubiqitous Networking (ICMU2012). (20120523-20120524). Culture Resort Festone (Ginowan-city, Okinawa, Japan)
  5. [5] Yuta Aoki, Munehiro Fukuda, Takashi Watanabe: "A Method Transmitting Data to Manage Crops Using WSNs on a Large-Scale Farm" 11th International Conference on Global Research and Education (Inter-Academia'12). (20120827-20120830). Hotel Ramada Plaze Budapest (Budapest, Hungary)
  6. [6] Ken Miura, Masaki Bandai: "Node Architecture and MAC Protocol for Full Duplex Wireless and Directional Antennas" 23rd IEEE International Symposium on Personal, Indoor and Mobile Radio Communications (PIMRC’12). (20120909-20120912). Sheraton on the Park Hotel (Sydney, Australia)
  7. [7] Kenta Tamaki, Ari Raptino H., Yusuke Sugiyama, Masaki Bandai, Shunsuke Saruwatari, Takashi Watanabe: "Fundamental Evaluation of Full-Duplex Communication in Multi-hop Networks" 11th International Conference on Global Research and Education (Inter-Academia'12). (20120827-20120830). Hotel Ramada Plaze Budapest (Budapest, Hungary)
  8. [8] Sadahide Oashi, Masaki Bandai: "Performance of Medium Access Control Protocols for Full-Duplex Wireless LANs" 9th Asia-Pacific Symposium on Information and Telecommunication Technologies (APSITT’12). (20121105-20121109). University of Chile and Federico Santa Maria Technical University (Santiago and Valparaiso, Republic of Chile)
  9. [9] Kenta Tamaki, Ari Raptino H., Yusuke Sugiyama, Masaki Bandai, Shunsuke Saruwatari, Takashi Watanabe: "Full Duplex Media Access Control for Wireless Multi-hop Networks" Proceedings of the IEEE 77th Vehicular Technology Conference (IEEE VTC2013-Spring). (20130602-20130605).
  10. [10] MARITIM Hotel & Internationales Congress Center Dresden(Dresden, Germany)玉置健太, Ari Raptino H., 萬代雅希, 猿渡俊介, 渡辺尚: "マルチホップネットワークの全二重通信メディアアクセス制御について" 電子情報通信学会アドホックネットワーク研究会(AN). (20120517-20120518). 豊橋技術科学大学(愛知県)
  11. [11] Wuyungerile LI, Takashi Watanabe: "Data Aggregation for Wireless Sensor Networks based on Information Criteria" 電子情報通信学会アドホックネットワーク研究会(AN). (20120517-20120518). 豊橋技術科学大学(愛知県)
  12. [12] 玉置健太, Ari Raptino H., 杉山佑介, 萬代雅希, 猿渡俊介, 渡辺尚: "マルチホップネットワークにおける無線全二重通信のメディアアクセス制御方式について" 情報処理学会マルチメディア, 分散, 協調とモバイル(DICOMO2013)シンポジウム. (20120704-20120706). 山代温泉ホテル百万石(石川県)
  13. [13] 青木勇太, 猿渡俊介, 萬代雅希, 渡辺尚: "重畳符号を用いたアドホックネットワークMACプロトコルについて" 情報処理学会マルチメディア, 分散, 協調とモバイル(DICOMO2014)シンポジウム. (20120704-20120706). 山代温泉ホテル百万石(石川県)
  14. [14] 石川晃平, 石原進: "点滅光を利用した指向性無線通信システムのための点滅光源検出手法の基礎評価" 情報処理学会マルチメディア, 分散, 協調とモバイル(DICOMO2016)シンポジウム. (20120704-20120706). 山代温泉ホテル百万石(石川県)
  15. [15] 三浦 健, 萬代 雅希: "指向性アンテナを用いた全二重無線MACプロトコル" 情報処理学会マルチメディア, 分散, 協調とモバイル(DICOMO2014)シンポジウム.(20120704-20120706). 山代温泉ホテル百万石(石川県)
  16. [16] Xiaojuan Jiang, Takuya Fujihashi, Katsumi Kanamori, Tadahide Kunitachi, Yuta Nakagawa, Takashi Watanabe: "Fundamental Discussion On Packet Loss In Intra-vehicle Wireless Networks" 情報処理学会マルチメディア, 分散, 協調とモバイル(DICOMO2016)シンポジウム. (20120704-20120706). 山代温泉ホテル百万石(石川県)
  17. [17] 杉山佑介, 玉置健太, 猿渡俊介, 渡辺尚: "マルチホップ無線全二重通信における指向性アンテナを用いた衝突回避手法の提案と評価" 情報処理学会モバイルコンピューティングとユビキタス通信研究会(MBL研究会). (20120830-20120831).東京理科大学森戸記念館(東京都)
  18. [18] Ari Raptino H, Kenta Tamaki, Yusuke Sugiyama, Masaki Bandai, Shunsuke Saruwatari, Takashi Watanabe: "Full Duplex Media Access Control by Monitoring Traffic on Adjacent Nodes for Wireless Multi-hop Networks" 2012年電子情報通信学会通信ソサイエティ大会. (20120911-20120914). 富山大学五福キャンパス(富山県)
  19. [19] 玉置健太, Ari Raptino H., 杉山佑介, 萬代雅希, 猿渡俊介, 渡辺尚: "マルチホップ無線全二重通信における衝突回避手法" 2012年電子情報通信学会通信ソサイエティ大会. (20120911-20120914). 富山大学五福キャンパス(富山県)
  20. [20] 山崎景太, 青木勇太, 猿渡俊介, 渡辺尚: "GNU Radioを用いた重畳符号化の初期的実装" 2012年電子情報通信学会通信ソサイエティ大会. (20120911-20120914).富山大学五福キャンパス(富山県)
  21. [21] 杉山佑介, 玉置健太, 猿渡俊介, 渡辺尚: "無線全二重通信における衝突抑制のための指向性制御方式について" 2012年電子情報通信学会通信ソサイエティ大会. (20120911-20120914). 富山大学五福キャンパス(富山県)
  22. [22] 青木勇太, 猿渡俊介, 渡辺尚: "重畳符号化を用いた無線通信における転送量に基づく電力割当方式の設計と評価" 情報処理学会モバイルコンピューティングとユビキタス通信研究会(MBL研究会). (20121115-20121116). 北海道大学札幌キャンパス(北海道)
  23. [23] 玉置健太, Ari Raptino H., 杉山佑介, 猿渡俊介, 渡辺尚: "無線全二重通信を利用した中継MACプロトコルの評価" 電子情報通信学会アドホックネットワーク研究会(AN). (20130124-20130125). 作並温泉ゆづくしSalon一の坊(宮城県)
  24. [24] 中川翔, 西田昇平, 小寺志保, 杉山佑介, 猿渡俊介, 渡辺尚: "マルチホップ通信による無線LAN高速化の実験的評価" 電子情報通信学会アドホックネットワーク研究会(AN). (20130124-20130125). 作並温泉ゆづくしSalon一の坊(宮城県)
  25. [25] 伊藤達哉, 石原進: "光信号による端末位置検出と複数APの協調による無線LANの通信容量向上手法の検討" 情報処理学会第75回全国大会.(20130306-20130308). 東北大学川内キャンパス(宮城県)
  26. [26] 小寺志保, 中川翔, 西田昇平, 猿渡俊介, 渡辺尚: "屋内環境におけるシングルホップ通信とマルチホップ通信の実測による比較検証" 情報処理学会第75回全国大会. (20130306-20130308). 東北大学川内キャンパス(宮城県)
  27. [27] 吉川潤, 齋藤淑, 小花貞夫: "車車間通信を利用した局地的な交通情報散布システムに関する一考察" 情報処理学会第75回全国大会. (20130306-20130308).東北大学川内キャンパス(宮城県)
  28. [28] 石川晃平, 石原進: "視覚的情報を利用した指向性電波無線通信システムのための点滅点光源追跡手法の実装" 情報処理学会モバイルコンピューティングとユビキタス通信研究会(MBL研究会). (20130314-20130315). 東京大学駒場リサーチキャンパス(東京都)
  29. [29] 猿渡俊介, 杉山佑介, 玉置健太, 渡辺尚: "マルチホップ無線全二重通信におけるネットワーク層の上限スループット" 2013年電子情報通信学会総合大会.(20130319-20130322). 岐阜大学(岐阜県)
  30. [30] Tao Xu, Shunsuke Saruwatari, Takashi Watanabe: "Experiment on Directional Antennas and Density-aware MAC Protocol for Ad-hoc Networks" 2013年電子情報通信学会総合大会. (20130319-20130322). 岐阜大学(岐阜県)
  31. [31] 玉城陽介, 石川晃平, 石原進: "可視光による状態通知を使用した電波無線通信システムの基礎検討" 2013年電子情報通信学会総合大会.(20130319-20130322). 岐阜大学(岐阜県)
  32. [32] 齋藤淑,吉川潤,小花貞夫: "車車間通信を用いた広告配信方式に関する一考察"2013年電子情報通信学会総合大会. (20130319-20130322). 岐阜大学(岐阜県)
  33. [33] Wuyungerile LI, Ziyuan Pan, Takashi Watanabe: "Wireless Sensor Networks - Technology and Protocols-CHAPTER4: Tradeoffs among Delay, Energy and Accuracy of Data Aggregation in Multi-View Multi-Robot Sensor Networks" InTech. 308 (2012)
  34. [34] 白鳥監修,渡辺尚・他著: "シミュレーション 第3,4,5章,付録2" 共立出版. 243 (2013)

2013年度

  1. [1] 杉山 佑介, 玉置 健太, 猿渡 俊介, 渡辺 尚: "マルチホップ無線全二重通信における指向性メディアアクセス制御方式" 電子情報通信学会論文誌 Vol.J96-B.pp.753-766 (2013), 査読無 CrossRef
  2. [2] Wuyungerile Li, Shunsuke Saruwatari, Masaki Bandai, Takashi Watanabe:"Discussions on Tradeoffs of Data Aggregation in Wireless Sensor Networks," International Journal of Computer Systems Science & Engineering, vol.29. 1-13 (2013), 査読無 CrossRef
  3. [3] Ari Raptino H, Kenta Tamaki, Yusuke Sugiyama, Masaki Bandai, ShunsukeSa ruwatari, Takashi Watanabe: "Rate and Relay Diversity in Temporal Spectrum Sharing" International Journal of Computer Systems Science & Engineering, vol.29. 1-11 (2014), 査読無 CrossRef
  4. [4] 吉川 潤、斎藤 淑、小花貞夫: "車車間通信を利用した局地的交通情報の共有方式に関する一考察" 情報処理学会DICOMO(2013)シンポジウム. (20130710-20130712). 十勝川温泉ホテル大平原(北海道河東郡)
  5. [5] 斎藤 淑、吉川 潤、小花貞夫: "車車間通信による効率的な画像配信方式の提案と考察" 情報処理学会研究会報告. 慶応大学日吉キャンパス(東京都)
  6. [6] 斎藤 淑、吉川 潤、小花貞夫: "コンテクストに基づく歩車間通信方式に関する一検討" 電子情報通信学会総合大会. (20140318-20140321). 新潟大学(新潟県新潟市)
  7. [7] M. Fukumoto and M. Bandai: "MIMO Full-Duplex Wireless: Node Architecture and Medium Access Control Protocol," International Conference on Mobile Computing and Ubiquitous Networking (ICMU). (20140106-20140108). Singapore Management University
  8. [8] 福本 めぐみ, 萬代 雅希: "全二重MIMO通信を用いた無線LANのためのメディアアクセス制御プロトコル" 情報処理学会DICOMO(2013)シンポジウム. (20130710-20130712). 十勝川温泉ホテル大平原(北海道河東郡)
  9. [9] 村上航大, 伊藤達哉, 石原進: "可視光タグシステムによって検出した端末位置に基づくアクセスポイントのキャリアセンスレベル制御による無線LANスループット改善方法" 情報処理学会第76回全国大会. (20140311-20140313). 東京電機大学(東京)
  10. [10] 伊藤達哉, 石原進: "超多数AP協調による無線LAN機能向上手法の基礎検討" 情報処理学会モバイルコンピューティングユビキタス通信研究会. 国際女性教育会館(埼玉県比企郡)
  11. [11] 伊藤達哉,石川晃平,石原進: "光信号による端末位置検出と複数APの協調による無線LANのスループット向 上手法の基礎評価" 情報処理学会DICOMO(2013)シンポジウム. (20130710-20130712). 十勝川温泉ホテル大平原(北海道河東郡)
  12. [12] Hironori Fukui, Hiroyuki Yomo, and Petar Popovski: "Physical LayerNetwork Coding: A Cautionary Story with Interference and Spatial Reservation" IEEE CoCoNet Workshop 2013. Budapest, Hungary
  13. [13] Hironori Fukui, Petar Popovski, and Hiroyuki Yomo: "Physical Layer Network Coding: An Outage Analysis in Cellular Network" IEICE Technical Report. 宮崎シーガイア(宮崎県)
  14. [14] 山崎景太,猿渡俊介,渡辺尚: "ソフトウェア無線を用いた重畳符号化通信の基礎実装と評価" 情報処理学会DICOMO(2013)シンポジウム. (20130710-20130712). 十勝川温泉ホテル大平原(北海道河東郡)
  15. [15] 杉山佑介,玉置健太,猿渡俊介,渡辺尚: "マルチホップ無線全二重通信における衝突回避手法の検討" 情報処理学会DICOMO(2013)シンポジウム. (20130710-20130712). 十勝川温泉ホテル大平原(北海道河東郡)
  16. [16] 中川翔,山崎景太,杉山佑介,木崎一廣,猿渡俊介,渡辺尚: "ソフトウェア無線を用いた実証デモンストレーション-重畳符号化と全二重通信-" 情報処理学会 DICOMO(2013)シンポジウム. (20130710-20130712). 十勝川温泉ホテル大平原(北海道河東郡)
  17. [17] 中川翔,杉山佑介,木崎一廣,猿渡俊介,渡辺尚: "無線全二重通信を実現するためのアナログキャンセルボードの評価" 2013年電子情報通信学会通信ソサイエティ大会. 福岡工業大学(福岡県福岡市)
  18. [18] 西田昇平,山崎景太,猿渡俊介,渡辺尚: "干渉除去と中継局を用いた無線通信に向けたデータ分割方式の初期的評価" 2013年電子情報通信学会通信ソサイエティ大会. 福岡工業大学(福岡県福岡市)
  19. [19] 山崎 景太, 石橋 功至, 猿渡 俊介, 渡辺 尚: "UHDを用いたソフトウェア無線OFDMの実装について" 情報処理学会 第76回全国大会. (20140311-20140313). 東京電機大学(東京)
  20. [20] Kenta Tamaki, Ari Raptino H., Yusuke Sugiyama, Masaki Bandai, Shunsuke Saruwatari, Takashi Watanabe: "Full Duplex Media Access Control for Wireless Multi-hop Networks" Proceedings of the IEEE 77th Vehicular Technology Conference (IEEE VTC2013-Spring). (20130602-20130605). Dresden, Germany
  21. [21] Yusuke Sugiyama, Kenta Tamaki, Shunsuke Saruwatari, and Takashi Watanabe: "A Wireless Full-duplex and Multi-hop Network with Collision Avoidance using Directional Antennas" Proceedings of the 7th International Conference on Mobile Computing and Ubiquitous Networking (ICMU'14). (20140106-20140108). Singapore Management University
  22. [22] Yuma Asada and Hiroyuki Yomo: "Impact of Hidden Nodes on Wake-Up Signaling Based on Frame Length Modulation for Energy-Efficient WLAN" Proceedings of the IEEE 77th Vehicular Technology Conference (IEEE VTC2013-Spring). (20130602-20130605). Dresden, Germany

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