総務省SCOPE
本研究室では、徳島大学木下教授、上智大学萬代教授と共同で、総務省 SCOPEプロジェクト「アプリケーショントラヒックとユーザ特性を考慮した高効率無線ネットワークアーキテクチャの研究開発」を推進している。
アプリケーショントラフィックとユーザ特性を考慮して無線ネットワークの効率化を達成する研究開発を行っている。特に、実用化を念頭においた研究開発を行っている。
目標としては、以下を掲げている。
目標 : 水平効率化技術において全二重無線等による同時送受信等の技術により1.7倍の性能向上を達成し,垂直効率化技術において大規模かつ不均質な環境でのスループットを1.5倍に高めることを達成することを目標とする.そして,トータルとして既存の無線通信ネットワークに比べて最終目標である10倍の性能向上を得る.
根拠 : 前年度に得られた基本アルゴリズムを拡張し,現実的な環境で50~70%の性能向上を得ることを目標として掲げる.また,水平効率化,垂直効率化の統合アプローチを詳細に検討し,有機的な連携によって最終目標を達成する.
より具体的な内容については、こちらを参考にしていただきたい。
また、以下に、本研究に関する基礎概念および動向調査結果を示す。
- (1) 無線通信に関する基礎
- (2) 単一周波数帯における効率化
- (3) 複数周波数を併用する効率化に関する調査
- (4) 応用に関する調査